広島県呉市でアトピー、不妊治療なら「新広漢方治療院」

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改善事例(アトピー)

O様(30代女性)アトピー性皮膚炎、喘息(*漢方薬)

アトピー(女性)
【状態】30代女性。アトピーは小さいころから、喘息の症状は20代半ばから。アトピーは上半身が中心で、首、胸、背中の上部に出て体温が上がるとかゆくなる。冬より夏場に悪化する。肌の状態はジュクジュクではなく乾燥肌。色は赤みが多く、少し黒ずんだ感じあり。他には首、肩こり、胃は丈夫でなく便秘気味、PMSで精神的な落ち込みあり。

【経過】舌👅を診ると白い苔が多く、先端は赤く、黒っぽい斑点があること、および脈が沈んでやや張ったような形をしていることなどから、胃腸の働きはあまりよくなく水分代謝が悪いこと、上半身に熱がこもっていることがわかりました。加えて基本的に「元気」が少なく冷えやすい体質であることから、冷えと熱が混在した少し難しい状態であること、逆に言えばそこからアトピーや喘息のアレルギー症状が出ていることがわかりました。そこで、問診による内容も含めて、胃腸の働きを良くし、また血の巡りも良くしながら、こもった熱を取るような漢方薬を組み合わせて飲んでいただきました。最初はまず喘息は良くなってきましたが、かゆみはなかなか変わりませんでした。ですが1か月ぐらい続けて頂くうちに少しかゆみも落ち着いてきました。ただ今度は胃もたれがしたり、便秘がひどくなったりしてきたので、熱を冷ます漢方薬を減らし、便通を良くするものを足したり、「瘀血」を取る漢方薬を加えたりして調整し、半年ぐらいでかゆみはかなりおさまっています。

A君(幼稚園児)アトピー性皮膚炎(*小児はりの治療)

アトピー(子供)
【症状】幼稚園児、年長の男の子で、アトピー性皮膚炎。頭、背中、腕の関節、ヒザ裏にかゆみがある。赤黒いような湿疹で、彼の場合はジュクジュクした感じでなくどちらかと言えば乾燥肌のタイプ。基本的に季節の変わり目(春先、秋口)が悪化しやすい。病院で薬(ステロイドと飲み薬)ももらっているが、痒みがいまいち良くならないので小児はりの治療もしてみたい、というお母さんの依頼で漢方薬ではなく、さする(なでる)タイプの小児はりで治療を行いました。

【小児はりとは?】小児はりの場合は、腕(前腕)、足(下腿)、お腹、背中(背骨の両サイド)を経絡に沿って縦になでて、頭はチョンチョンつつく感じで行います。はりは一般的な細い刺す用のはり(鍼)でなく、銀でできた棒状のものですので、慣れてくると気持ち良いものです。これを使って、全身をめぐる気・血・津液の流れを整えてあげると体調が良くなります。

【経過】A君の場合は、この小児はりの治療を最初は週1回行い、1か月ぐらいで少しかゆみが落ち着いてきたので、2週間に1回ぐらいにしてかなり改善しました。今は、季節の変わり目の少し調子が悪くなる時に来る程度になっています。

H様(40代男性)肌荒れ(アトピー性皮膚炎のような症状)(*漢方薬メイン)

アトピー
【症状】R2年、1月来院。1か月ぐらい前からひどい。全身にかゆみが出るが、特にひどいのは腕、足の関節、首回り、背中。去年の夏が一番ひどく、汗をかくような状態になると皮膚(肌)が赤くボコッと腫れていた。今でも湯船に少し長くつかるとそのような症状が出るので、シャワーで済ませている。また落屑(皮膚からパラパラ落ちる細かい白いクズのようなもの)も多く、皮膚がパリパリ、チカチカする。

【経過】1年半ぐらい前からひどくなっている、とのことで、「改善には少し時間がかかりますよ」ということを最初にお伝えして、とりあえず粉薬から始めました。どんな病でもそうですが、慢性症状だと改善に少し時間がかかるのは普通です、逆に言えば、急性の症状であれば漢方薬でも即効性があって早く効きます(治ります)。

 加えて、「お酒が好き」ということだったので、少なめにするようにアドバイスしました。特にこの方の場合、舌👅に苔がベットリついていたので、体の水はけ(水分代謝)の問題があるのは間違いなかったことがあります。また、お酒は身体の「熱」を多くするものなので、痒みや肌の状態を悪化させるため控えてもらいました。

 2週間後に「まだあまり症状が変わらない」ということでしたので、粉薬と同じ処方の煎じ薬をおすすめして、飲んでもらうことにしました。以前も書いたように、粉薬はインスタントコーヒーと同じで、水分を蒸発させ固める過程で必要な成分も飛んでいるので、効果が半減すると言われていますし、実際効きが違います。結果、「少し痒みが良いような気がする」ということで、煎じ薬を続けてもらって約1か月、変化を体感できるように。漢方薬も状態に応じて微妙に変えながら、現在は痒みも減り、肌のパリパリ・ガサガサの状態も以前に比べるとずいぶん良くなってきました。

 ちなみにこの方の場合は、本当は鍼が怖いというかあまりお好きでないようでしたが、「効くのならやってみようか」ということで一度試していただくことに。されてみて、痒みが落ち着くという体験をして頂き、時々仕方なく?(笑)治療に来られています。鍼灸治療は「脾虚肝実証」で、水分代謝を良くし肝の巡りを良くし、熱の停滞を発散させるようなツボを選んで治療しています。

新広漢方治療院

【電話番号】 0823-31-5105

【住所】 〒737-0114
広島県呉市広文化町5-1

【営業時間】 月・水・金 9:30~18:00
火・木・土 9:30~19:00

【定休日】 日・祝日

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